ここ最近、この言葉をよく聞きます。つまり、ある相場が動いて落ち着いた後、他の相場に資金が移り、その相場が動き出す。
大和證券の証券用語集には
「売買しようとする株式の銘柄や業種が次々と移っていくこと。「物色」は、売買しようとする銘柄を探し出すことです。循環物色では、電機株を買っていれば、次は機械株、さらにその次は情報通信株を買うという具合に、次々に投資対象を変えていきます。物色が広がっていくため、商いが活発になって市場人気は高まっていきます。個別の銘柄でも、株価的に割安な銘柄を探し出しては、投資を繰り返していきます。循環物色の状態は、利食いができ、株式投資の回転が順調にいっている場合が多く、循環物色が一巡すると株式相場は一段落します。」
と記載されています。
典型的だったのが、原油価格の上昇を受けた後、金、白金、銅などの相場が軒並み上昇したことでしょう。
ここ最近の外為相場でも、同じようなことが起きていました。
つまり、9月からのUSD/JPYの上昇を皮切りに、NZD/JPYの買いが、そしてAUD/JPYの買いが連鎖的に次々と起き、そしてUSD/JPYが落ち着きを取り戻しつつあったここ1-2週間では、EUR/JPYやGBP/JPYの買いが目立っていました。
また、11月中旬では、USD高になったときには、JPY→EUR→GBPとそれぞれの通貨に対して次々に強含みドル高が進行していきまいした。
さて、今回の悪夢の下落相場についてです。
1日目:USD/JPYの下落
2日目:NZD/JPYの下落
3日目:EUR/JPYの下落
が目立っています。(もう循環する通貨ないから、そろそろ円高とまってよ。)
日経平均の下げや、金相場の下落については、循環物色とは違って、単に円高が引き金となった嫌気だと思います。
こういった相場の癖について理解を深めれば、先周りしてかなり儲けることができそうです。
大切なのは、常に冷静であること。そして値動きをしっかり見ておくことだと痛感したここ数日でした。
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